iDeCo始めて早や5年。失敗した経験をお伝えするよ。
投資初心者は私の失敗を知って、活かしてね。
「これからiDeCoを始めるけど、何に注意したらいいか知りたい」
「iDeCoの運用について、どんな点に気をつけたらいいか分からない」
そう思っている人に向けて、iDeCoを5年間運用している私の失敗談を紹介します。
投資がまだ理解できていない、iDeCo始めようと思っている方に参考になる記事です。
人の失敗から学んで、自分の糧にしていきましょう。
失敗したわけではない。それを誤りだと言ってはいけない。勉強したのだと言いたまえ。
トーマス・エジソン
目次
私のiDeCo成績
こちらは私のiDeCoの内容です。損益額は約55万円プラスで、損益率は驚異のプラス47%です。嬉しや。
・ SBI証券(セレクトプラン)で運用
・ 現在は毎月10,000円で運用
・ 運用商品は「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」のみ
・ 積立額:1,156,718円
・ 評価額:1,702,577円
・ 損益額:+545,859(47.2%)
投資を始める際に最初に手を出したのが「iDeCo」
最初会社の経理もあまり分かってなかったので、会社の申請を通すのにも一苦労した覚えがあります。
この間にコロナショッがあり、運用成績がマイナスになり焦った記憶があります。
そんな経験をしながらも、5年間放ったらかしで運用して今に成績に至ります。
\iDeCoについての紹介はこちらの記事から/
【iDeCoの基礎知識②】iDeCoの仕組みと流れについて紹介
現在は「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」1本で運用しています。
30代なので60歳までまだ時間があるし、リスクを多くとって株式1本にしています。
iDeCoは60歳まで引き出せないから、今の成績はあまり気にしていないけど、
実際に伸びている数字を見るとニヤついてしまうんだよね。
ここから実際にiDeCoで失敗した体験を4つ紹介します。
iDeCoの失敗①:しばらく定期預金に設定していた
まず最初は「運用商品の変更をしていなかった」です。
これはiDeCoを始めたばかりの方、これから始める方、しっかりと注意してください。
iDeCoの口座が開設された時点では、定期預金での運用にチェックが入っている。
口座開設時にこれを知らずに、2ヶ月ほど定期預金で運用していました。
定期預金が悪いってわけではないけど、「iDeCoを始めた理由が株式投資で運用したかった」だったからね〜。
iDeCoを始めたばかりの人は、口座が開設されたらすぐに運用商品の変更を行いましょう。
たった2ヶ月だけど、運用する機会を失ったってわけだよね。
機会損失ってヤツ・・・
iDeCoの失敗②:分散をしすぎていた
2つ目の失敗は「運用商品を買いすぎていた」です。
投資には「卵は1つのかごに入れるな」という名言があります。
分散投資ってのが推奨されているんですね。
この言葉を受けて、いくつかの商品を分けて買った方がいいんだね!と思ってしまったのです。
分散すること自体は問題ありません。
でも私の場合は同時にNISAでの投資信託の運用も始めていたのですが、
NISAとiDeCoで同じ商品を買っていたのでした。しかも2種類も。
普通に考えればどっちか一つでいいよね。これが失敗でした。
さらに当時流行っていた「アクティブファンド」にも手を出していました。
3年ほど運用してみて、成績がインデックスファンドの方が良かったんです。
これなら金額を上げてインデックスファンドに投資していれば・・・と思いましたね〜。
【投資初心者向け】最初に覚えよう!投資用語7選アクティブファンドが悪いわけでは無い。
ただ信託報酬が高いため、60歳までの長期運用ではランニングコストがかかり過ぎだなと。
iDeCoの失敗③:満額投資をしていた
3つ目の失敗は人によって当てはまらないかもしれませんが、「満額で投資をしていた」です。
会社員で企業年金が無い私は「1ヶ月最大23,000円まで利用できます。」
私はこれを3年間ずっと満額の23,000円で利用していました。
何が失敗かというと、生活がキツかったということです。
少し無理して満額出していたんですね。
投資は余剰資金で行いましょう。
この言葉を忘れていました。とにかく投資しないと思い、貯金を崩してiDeCoにもNISAにも投資していました。
まぁお陰で運用資金は貯まりましたが、無理して満額を出す必要は無いことを覚えていてほしいです。
当時のSBI証券でのiDeCoは、口座資金が50万円に達しないと、口座管理費用がいくらか取られる決まりでした。
だから早く50万貯めるために、2年間は満額を積み立てないとと思ったわけです。
iDeCoの失敗④:SBI証券のオリジナルプランで始めていた
iDeCoの失敗4つ目は「SBI証券のオリジナルプランで運用していた」です。
SBI証券のiDeCoでは「オリジナルプラン」と「セレクトプラン」の2つがあります。
オススメは「セレクトプラン」です。
理由は人気のeMAXIS Slimシリーズを筆頭に、信託報酬が低く優秀な商品が多いからですね。
何で2つのプランがあるかっていうと、
最初はオリジナルプランで63本もの商品を紹介していました。
が、2018年より規定で35本に減らせ。と国から命令が出たんですね。
一旦商品を作ってしまったものを減らすのは大変、ならば新しくプランを作ってしまえ。
そしてできたのが、「セレクトプラン」ということです。
まぁ始めた当初(2017年)は、オリジナルプランしか無かったのでしょうがないんですけども。
それでオリジナルプランからセレクトプランに変更を申し込みました。
この手続きが意外と面倒。
iDeCoの変更項目は、基本書類でのやり取りになります。めんどくせ〜。
運用していた商品も一旦売却しないといけないので、マイナスの時には動きたく無いですよね。
幸いにも、コロナショックから株価が回復している状況で変更を申し込んだ私は、
利益が出た状態で売却できましたが。まさに紙一重です。
なのでこれからiDeCoを始める方には「セレクトプラン」をオススメします。
セレクトプランに変更したタイミングが良かったため、上昇気流に乗ってこの運用利益が出ました。
めんどくさかったけど変更して良かった〜。
iDeCoの失敗⑤:掛け金払込証明書を失くした
5つ目の失敗は単なる私の凡ミスです。それは「掛け金払込証明書を失くした」です。
「掛け金払込証明書」とは何でしょ?って人もいますよね。
【掛け金払込証明書】
1年間にiDeCoに使用した金額を確認する証明書。11月ごろに届く。
年末調整に提出しないと、所得控除が受けれなくなるため要注意!
iDeCoのメリットに「掛け金が全額所得控除になるため、税金が安くなる」があります。
掛け金払込証明書を紛失すると、このメリットが受けられなくなってしまうんです。
ちゃんと11月にきたiDeCoからのハガキは、確認したらちゃんと保管しておきましょう!
ちなみに失くしても、再発行できるので安心してください。
ご利用の証券会社のHPで調べれば再発行手続きができます。
ただし、再発行に2週間ほど時間がかかる場合もあります。
年末調整の提出期間もあると思うので、そこは早めに確認しておきましょう。
失くさないのが一番ですけどね。
一回失くしてからは、年末調整に提出した用紙をコピーしています。
そこにハガキ到着日を記入して、保管しております。失敗したら対策を取ろう!
iDeCoの成功事例:SBI証券を選んでいた
iDeCoを5年間運用した中で、失敗した経験を5つ紹介してきました。
反対に成功したこと、良かったことは何だろうと考えてみました。
やはり証券会社選びで、SBI証券を選んでいたことですね。
SBI証券を選んだメリットは「手数料が最安」ってことです。
60歳まで長く使うiDeCoでは、ランニングコストの差はバカにできませんからね。
その他にも、優秀な商品ラインナップってこともありますね。
迷ったら「SBI証券」で口座を開設しましょう。損はしないですよ。
クレジットカードや証券口座開設、普段のネットショッピングでもポイントサイトを経由がお得。
ハピタスにまだ登録していない方は、ここから登録で+1,000円もらえるよ。
まとめ:失敗をしながら人は成長していく
これからiDeCoを始める方に向けて、私がiDeCoで失敗した経験を5つ紹介しました。
以上です。
何か参考になれば嬉しい限りです。
平均給与が下がり続けて、社会保障費が上がり続けている日本です。
さらに平均寿命は伸び続けているので、老後のお金はかなり必要になってきます。
老後の資金を増やすためにも、iDeCoやつみたてNISAを使って「投資」を始めてみませんか?
投資を始めたきっかけの本を紹介しておきます。
ではまた。