【iDeCoの基礎知識②】iDeCoの仕組みと流れについて紹介

KOHEI
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iDeCoの始め方から、運用の仕方、受け取り方まで、流れについて紹介していくよ。

『iDeCoって聞いたことあるけど、どうやって始めていくか分からん!』

『iDeCoって何をどう動かしていけばいいのか知らん!』

こんな悩みを持っている方に向けて、iDeCoの仕組みと流れについて紹介する記事です。

この記事を読めば、iDeCoについての知識量がアップして、運用について考えられるようになります。

人生は一度きりです。老後の資金をしっかり貯めて、ゆとりのある生活を送りましょう

iDeCo(イデコ)とは?

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iDeCoとは『自分で作る個人年金』のこと。『確定拠出年金』とも言われてるよ。

国が年金を自分で運用してねって意味で作った制度のことです。

iDeCoは国が作った制度です。

「自分の老後は自分で守ってね。そのためにこんな制度作ったよ」という国からのメッセージも付いています。

老後は2,000万円必要と言われている時代です。

いまの年金だけでは、老後苦しい生活になる可能性があります。

こういった積み立て制度があることを知って、利用することも大切になっています。

iDeCoの仕組み

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iDeCoは「掛け金と商品を選んで、毎月積み立てて運用」します。

その掛け金の上限は職業によって変わってきます

iDeCoの掛け金の上限

iDeCoの掛け金の上限は、職業によって変わります。

自分がどこに当たるか、確認しておいてくださいね。

iDeCoの掛け金の上限

✔️公務員・・・・・1万2,000円

✔️会社員・・・・・2万3,000円

→会社員の方は、会社で「企業年金」がある場合は2万円が上限になるよ

✔️ 専業主婦(夫)・2万3,000円

✔️自営業・・・・・6万8,000円

私は『会社員で企業年金なし』に当てはまるので、2万3,000円が上限でした。

iDeCoの流れ①:iDeCoの加入

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iDeCo加入する時の流れについて紹介するよ。

考えるのは3つ。順番に決めていこう。

iDeCoの上限掛け金が分かったら、次のステップはiDeCoの申し込み。

その時に考えるのは下の3つです。

金融機関を選ぶ

どこでiDeCoを始めるか、決めましょう。

「口座管理手数料」で考えるのが良いと思います。

口座管理手数料は、金融機関によって違います。

安いところで選ぶ方が吉!

オススメはSBI証券、楽天証券あたりのネット証券です。

反対にオススメできないのは、大手銀行や地方銀行。管理手数料で毎月500円近く取られます。

管理手数料500円は高い

SBI証券の口座手数料は最安の171円。地方銀行の口座手数料は490円。

差額は319円です。これが毎月かかります。

30年運用した場合『319円×12ヶ月×30年』で11万4,840円の差額に!

口座手数料が最安の171円のところを探すのがやっぱりお得ですね。

掛け金を決める

金融機関が決まれば、資料を請求します。

その際に決めるのが『掛け金』です。

職業によって上限が違いますが、5,000円から上限金額(会社員なら2万3,000円)の間で積み立てる金額を決定します。

自分の生活に無理のない範囲から始めましょう。

運用する商品を選ぶ

掛け金が決まったら次は「運用商品」を決めましょう。

基本的には「投資信託」で運用をオススメします。

短期的には下落する可能性もありますが、10年20年の運用では運用成績が良いことが過去の実績から証明されています。

大きく下落することが怖い方やリスクを減らしたい方は、「債権」や「バランス型」の商品が良いでしょう。

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一番大事なのは『金融機関』。

商品や掛け金は後から変更もできるけど、金融機関の変更は手続きがメンドーなので、しっかり選ぼう。

ちなみに私は「SBI証券」でiDeCoをしているよ。

iDeCoの流れ②:掛け金の運用

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運用最初の初期設定では、「定期預金」になっています。

変更することを忘れないように!

毎月積み立てて運用する

商品の選定ができたらあとは簡単です。

資金を貯めて、毎月積み立てて運用していくだけ。たったこれだけ。

月に1回くらい確認してみてもいいし、1年間見なくても大丈夫です。

iDeCoは60歳まで引き出せません。だから一時の上がった下がったに一喜一憂しなくて大丈夫です。

果報は寝て待て。iDeCoは放ったらかしで待て。です。

スイッチングして商品を変える

何もしなくてもいいですが、たまに運用状況を確認して調子の良い商品に変更もできます。

それがスイッチングです。

iDeCoのスイッチングは、一旦売却して利益を確定します。そして金額で別商品を買います。

その際の手数料がかからないのがメリットですね。

60歳が近づいてきたら、「債権」や「バランス型」に変更して、大きく減らさないようにしましょう。

最終的には定期預金にし手安全運用にしても良いでしょう。

SBI証券のセレクトプランでオススメの商品

✔️ eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

✔️ eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

✔️ eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

✔️ <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

✔️ SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))

いずれも実績が良くて、信託報酬が0.1%台以下の商品を選んでみました。

この辺を参考に、組み立ててみてください。

【投資初心者向け】最初に覚えよう!投資用語7選

iDeCoの流れ③:受け取り

60歳を超えると受給できます。

ちょっと先の話ですが、出口のことも考えておきましょう。

受け取り期間は60歳から75歳

2022年より受け取れる年齢が変わり、60歳から75歳までの間で受け取れます。

60歳ですぐ受け取ってもいいし、もう少し運用してから70歳で受け取ってもいいです。

受け取り方法は3パターン

受け取る方法は3つです。

1.分割で受け取る「年金」

2.一括で全部受け取る「一時金」

3.一部を分割、一部をまとめて受け取る「併用」

分割で年金を受け取る場合は、「給付事務手数料」がかかります。つまり税金として引かれます。

もったいないですね。

一括で受け取る一時金の場合、「退職所得」として受け取れば、節税になります。

条件は諸々あるので注意が必要ですね。

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悪い大人たちが、天下りでどんどん会社を変えては辞めているのは、

「退職金」として受け取ると、税金が安くなるからです。

それだけ「退職所得」は節税として効果的なんですね〜。

iDeCo加入の注意ポイント5つ

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お得な部分もたくさんあるiDeCo。でも知っておいてほしい注意ポイントもあります。

iDeCoの罠にハマらないよう、勉強しておきましょう。

60歳まで引き出せない

つみたてNISAと違って、原則60歳まで引き出せません。

年金として積み立てていることをお忘れなく。

だからこれからの人生プランを見つめ直しておく必要があります。

生活費以外の余剰資金で始めることをオススメします。

掛け金の変更は年に1回のみ

掛け金の変更は1月から12月までの間で、「1回のみ」です。

毎月積み立てる金額にも注意しましょう。

自分の生活で無理のない資金で積み立てましょう。

60歳で受け取るには10年以上の加入が必要

60歳でiDeCoの年金を受け取るには、10年以上の加入が必要になります。

50代の方でiDeCoを始めた方は注意が必要ですね。

55歳でiDeCoを始めた方は、一番早くて63歳です。

休止中でも手数料はかかる

iDeCoは休止もできます。休止期間に制限もありません。

ただ休止している間でも「口座管理手数料」がかかります。

お金を預けているだけで、少額ですが、お金が減っている状態です。

休止するときでも、手数料がかかることを覚えておいてください。

年末調整時に「控除」として申請が必要

iDeCoの節税効果は、年末調整時に申請してこそ発揮します。

会社員の方は11月ごろに、iDeCoの金融機関から「払込証明書」のハガキが届きます。

必ず無くさず、保管しておきましょう。

年末調整時に、iDeCo支払額と証明書を貼って提出することを忘れないでください。

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過去に証明書を無くしてしまった私。

でも慌てないで。再発行もできるから。でもちゃんと保管するように越したことはない。

【iDeCoの基礎知識①】iDeCoのメリットとデメリットを紹介

2022年金 iDeCoに加入した方が良い理由

悩み人
悩み人

色々聞いてiDeCoのことはわかった。

でもiDeCoって注意点もあるし、少しメンドーそうよね。まだ始めるのはやめようかな。

KOHEI
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確かに全員が全員始めた方が良いってわけじゃないよね。

でも2022年、iDeCoを始めた方がいい理由があるんだよ。

2022年、iDeCoのルールが少し変わった

2022年4月から、iDeCoのルールが少し変わります。

1.受給開始年齢が75歳まで広がる(以前は70歳までだった)※4月より

2.加入可能な年齢が65歳まで広がる(以前は60歳未満だった)※5月より

3.企業型DCの加入者がiDeCoにも加入しやすくなる※10月より

どんどんiDeCoに加入しやすくなるように変更しています。

50歳であと10年くらいでしょ?もういいや。

と言っていた方も、70歳まで運用できるんだったら20年あります。

資産を増やし、節税できるチャンスが広がっているということです。

iDeCoは上限額が決まっている。だから・・・

iDeCoは一般の投資と違い、掛け金の上限が決まっています。

つまりどんなに資金に余裕があっても、加入年数が長い方が運用期間も長くなりますね。

運用期間が長いと、「資産を増やすチャンスも増える」、「節税する期間も増える」ということです。

始めようと思っているなら、一刻も早く始めるのが吉ですね。

KOHEI
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何か新しいことを始めるときはメンドーに感じます。

でも実際お得な話を聞いて、行動に移す方は全体の1%とも言われています。

行動を起こした人しか、結果は得られません。

あなたは1%の人ですか?99%の人ですか?

iDeCoの口座を作るなら

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iDeCoを始めるなら、口座を作ることから。

私のオススメは手数料最安の『SBI証券』です。

iDeCoを始めた方が良い人

✔️ 将来の老後資金を貯めたい

✔️ 会社の退職金が満足できる金額出ない可能性がある

✔️ 毎年の住民税、所得税を減らしたい

その他、iDeCo加入者の意見を参考にしてみてください。

iDeCoの加入者の声を見る

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ハピタスなら口座開設時にもポイントが付くよ。

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まとめ

iDeCoの仕組みについてご紹介しました。

まとめると

iDeCo加入の流れ

①加入の流れ

・金融機関を選ぶ

・掛け金を決める

 ・運用する商品を選ぶ

②掛け金の運用

・毎月積み立てて運用する

・時期を見てスイッチングする

③受け取る

・60歳から75歳の間で受け取る

・受け取り方は3つ。「分割」か「一括」か「分割と一括の併用」か

こちらが加入するときの注意点

iDeCo加入の注意点

✔️ 60歳まで引き出せない

✔️ 掛け金の変更は年に1回のみ

✔️ 60歳で受給するには、10年以上の加入期間が必要

✔️ 休止中でも手数料がかかる

✔️ 年末調整時に控除の申請が必要

iDeCoに向いている方、いない方はあると思います。

しっかりライフプランを考えてから加入するのが望ましいですね。

しかし毎年の節税効果は長ければ長いほど効果的です。迷っているなら、早く始めた方が得ですよ。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

iDeCoで良い老後を作っていきましょう。

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