投資のことが全くわからない人に向けて、最初に覚えておきたい投資用語を7つ紹介するよ。
投資について知りたいけど、何から始めていいか分からない。
そんな人に向けて、最初に覚えてほしい言葉を7つ紹介します。
初めは誰しもわからない言葉だらけ。私も最初はちんぷんかんぷんでした。
最初の一歩として、紹介する言葉の意味を知っていれば、意味が分かってきます。
英単語がわかれば英語の意味が分かるように、投資も専門用語を理解するところから始めてみましょう。
目次
その1:投資信託
投資をはじめる人に覚えてほしい投資方法です。
信じて託す。ちょっと怖い。
投資信託とは「私たちから集めたお金を、専門家のプロが運用してくれる商品のこと」です。
投資って聞くとトヨタの株を買ったり、Appleの株を買ったりってイメージも多いと思います。
ただ、専門家に丸投げする投資法もあります。それが投資信託です。
投資信託をオススメするには理由があります。
投資信託のメリット1つ目は「専門家のプロが運用してくれること」
私も含めて素人は、何を買えば利益を得られるのか最初は全くわかりません。
そんな人に向けて専門家の集まった集団(ファンドという)が、知識や過去の状況から、様々な商品を選んでくれます。
メリット2つ目は「少額から始められる」です。
ユニクロの会社「ファーストリテイリング」の株を買おうとします。
普通の買えば「700万円」くらい最低でもかかります。高ぇ・・・
投資信託なら、ファーストリテイリングも少し入った詰め合わせの株を最低「100円」から購入できます。
なので投資の最初のとっかかりとしては、始めやすいんです。
メリット3つ目は「いろんな商品に分散できるのでリスクが低い」です。
ファーストリテイリングを株を700万円出して購入したとします。
株価が下がって10%下落しました。その場合700万円が630万まで下がってしまいます。それだけで70万円の損失です。
でも投資信託なら、ファーストリテイリングの株も少数入った、詰め合わせパックを購入しているので
1つの商品が下がっても、他の商品でカバーができる。だから損をするリスクが低くて済むんです。
投資の名言でも「卵はひとつのカゴに乗せるな」って言葉があるよ。なるべくいろんなカゴに入れて分散して、リスクを減らそうってこと。
その2:インデックス投資(インデックスファンド)
インデックス投資とは特定の株価指数に連動して、機械的に運用する運用方法のことです。
ちょっと分かりにくいですよね。
日経平均株価って聞いたことありませんか?
日経平均株価とは日本の東証一部に上場している企業の中の、225銘柄の状況を表す株価指数のことです。
この株価指数に合わせて、増えたり、減ったりして運用するのが「インデックス投資」です。
人間が吟味して商品を選んだりするわけでは無く、選んだ株価指数に沿って、上がったり下がったりします。
有名な商品としては「eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)S &P500」や
「楽天・全米株式インデックスファンド」などがあります。
投資に関する書籍でも、YouTuberも投資の基本はインデックス投資って勧めているよね。
実際に私もインデックス投資を行なってるよ。
その3:アクティブ投資(アクティブファンド)
インデックス投資が株価指数に連動する運用方法なら、アクティブ投資は「専門家のプロが株価指数を上回るために、積極的に運用する方法」です。
投資のプロたちが「この商品が上がるから買う。これは明日下がるから売れ」
と、経験や知識によって積極的に運用します。
有名な商品では「ひふみ投信」や「セゾン資産形成の達人ファンド」などがあります。
アクティブ投資の「ひふみ投資」はカンブリア宮殿で取り上げられてた。
50万が4倍の200万になって子供学費が稼げたって、喜んでいる投資家がいたよ。
その4:信託報酬
信託報酬とは、運用してくれるファンドに支払う管理手数料の様なものです。
報酬って言葉があるけど、支払うのは投資をする側なので注意。
選んだ投資信託によって差はありますが、インデックス投資なら0.1%を切るものも多数あります。
高いものは2%くらいのものも。
インデックス投資は機械的に運用するので、管理費用が安いので信託報酬が低めです。
反対にアクティブ投資は人が運用するため、管理費用が比較的高く、信託報酬も高めです。
人気の「eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)」だと信託報酬が「0.0968%」とかなり低め。
信託報酬も投資信託を選ぶ時のひとつの要素になるよね。
1%って消費税より低いからって思っている人。1%って結構バカにならないからね。
100万円を運用していたら、1万円が引かれるってことだから。それが10年運用していたら・・・って考えよう!
その5:複利効果
複利効果とは、元本と利息の合計に更に利息が付く仕組みのことです。
アインシュタインは「複利効果こそ人類最大の発明だ」と言っているほど、効果的な仕組みなんです。
投資で複利効果は長期になればなるほど、効果を発揮していきます。
単利は「足し算」。複利は「掛け算」。掛け算の方が数字は増えやすいよね。
その6:つみたてNISA/NISA
「つみたてNISA」「NISA」は積極的に投資をして運用してほしいと思った国が、儲かったお金を非課税にするから投資してねと作ってくれた制度。
お得な制度なので、投資初心者はもちろん、ベテラン投資者も活用して利益を出しています。
ただ、NISA、つみたてNISAでは少しルールが違います。
※NISAに関しては2024年1月からルールが少し変わるので注意を。
「NISA」か「つみたてNISA」どちらかしか選べません。変更は可能ですが。
投資初心者が始める場合は、つみたてNISAがおススメです。
商品も国に選ばれているものなので、怪しいものは無いので。また長期で運用できるのがメリットですね。
ちなみにKOHEIは買いたい商品があったので、NISAを使っています。
2024年にはルールが変わるので、つみたてNISAに移行しようと思っていますが。
その7:iDeCo(確定拠出年金)
iDeCo(確定拠出年金)とは
30代の人が60歳超えて年金をもらえる時、果たしていくら貰えるのでしょうか。
多分、今の60代の方より金額は少なくなっているでしょう。
なぜなら、日本の人口はどんどん減っていて、若者は減って年配者が増えていくから。
だから老後の蓄えを考えて、自分で積立てながら運用もしていきましょうね、って制度です。
デメリットもありますが、「非課税になる」「所得控除の対象になる」の2点はめちゃめちゃ大きいと思います。
60歳以降の出口を考えて、それまでの長い時間を有効に使って将来もらえる年金を増やしていきたいですね。
iDeCo(確定拠出年金)をしている社会人は、年末調整に向けて
「iDeCoの掛け金証明書」をちゃんと保管しておくこと。間違っても捨てないでね。
まとめ
投資を行ってみたいと思っている初心者に向けて、最初に知ってほしい投資用語7選でした。
まとめです。
- 投資信託
- インデックス投資
- アクティブ投資
- 信託報酬
- 複利効果
- NISA/つみたてNISA
- iDeCo(確定拠出年金)
お金に関する勉強は学校では教えてくれません。だからこそ自身で勉強して身につけていくべきです。
こういった投資用語を知ることも、お金の勉強の一つです。
しっかり学んで、より良い人生を歩んでいって欲しいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。