ブログ書く人は絶対ためになる「書くのがしんどい」をレビューする

KOHEI
KOHEI

文字を書くことを仕事にしたい人は参考になる本です。

ブログを書いている人、これから書く人は教科書としてオススメです。

「書くのがしんどい」ってこんな本

書籍の編集者として10年以上経験を積んでいる竹村俊助さんが、文章を書けない原因を分解して解決してくれる本です。

文章を読みやすくすることについても書いてくれている本だから、すごく読みやすくスラスラ入っていきます。これが読みやすい文章のチカラか。と感じる一冊でした。

文章を書けない原因として次の5つをあげています。

1.書くことがなくてしんどい

2.伝わらなくてしんどい

3.読まれなくてしんどい

4.つまらなくてしんどい

5.続かなくてしんどい

各章を簡単に説明します。

書くことがなくてしんどい

最初の章では書く以前の「考え方」について教えてくれます。書く前に日々の生活で使えるネタを探そう。ネタの探し方、考え方、使い方ですね。

この章だけでもさっそく目からウロコ状態でした。

伝わらなくてしんどい

2つ目では具体的な文章の作り方テクニックについて解決してくれます。文章のデザインや伝えるために必要なことを学べます。

書店でパラパラ〜っと読んでいた時に目に入ったのがこの章でした。学べると思ったことがたくさん書いていましたね。

読まれなくてしんどい

3つ目では読まれる文章、読まれるテーマについて書いています。そもそも読まれる文章とは何かについて学べます。

個人的に一番グサッと刺さった内容がこの章にありました。後で見どころとして紹介します。

つまらなくてしんどい

4つ目では更に面白い文章を作るテクニックを教えてくれます。タイトルの付け方や読者の感情の動かした方など、まさに上級テクニックです。

でも文章を書く上で、テクニック以上に大切なことも教えてくれている章です。

続かなくてしんどい

5つ目では書くことを習慣化する方法について書いています。フルマラソンのブログをする前に、ジョギングのつもりでtwitterでつぶやきなさいと。

twitterの使い方や心得みたいなことも学べます。

書けば人生が変わる

最後の章は書いて発信することで得られるメリットについて書いています。これからの時代はキチンと思ったことを伝えられる、書けるチカラがあることが必要かを教えてくれます。

この1冊のまとめになっている章です。

「書くのがしんどい」を買った理由

「書けない」の答えがあった

タイトル通り、書くのがしんどいと思っていたのがこの本を手に取ったきっかけです。

ブログを書き続けたい、twitterでバズるようなネタを書きたい。でも書けない。書けないことがしんどい。

そもそも私がブログを書いているのは、しゃべって伝えることが苦手だからです。現実世界でもYou Tubeでも話すチカラがある人はいくらでも活躍できます。

そんなしゃべれない人でも活躍できるのがブログ。そう思ってブログをはじめました。でも現実は書くことも大変。

書けないな〜。書くことがないな〜。書くのがめんどくさいな〜。とブログに対して迷走していた私に対して、「答え」が載っていたので買っちゃいました。買って満足しています。

見どころ1:相手を喜ばす文章を

個人的に一番心に刺さった文章がありました。チャプター3の「読まれくてしんどい」のところです。

読まれる文章は相手を喜ばせることを常に考えている

モテない人は自分の過去を語り、モテる人は相手との未来を語る」

何事も相手のことを考えられる人がうまくいく。

だからあいつはモテるのか〜笑

文章も恋愛も仕事も一緒。自分都合のことしか書かない、自分よがりは嫌われます。そのことをラブレターの冒頭に例えて説明しています。

☓・・・本当にあなたのことが好きです。付き合ってください。好きなんです。

◯・・・いきなり手紙が届いて驚いているかもしれません。私は〇〇と言います。

どっちが配慮があるか明確ですよね。相手を気遣い、喜ばせる目線が必要ですよと。

こういった例をもちいて説明してくれるので、すごく読みやすくスッと理解できるのもこの本の特徴です。

見どころ2:あるあるネタは鉄板

分かりづらいタイトルでしたね。要するに「共感」を得られる、あるある〜という話は目を引きつけるということです。こちらはチャプター4の「つまらなくてしんどい」にあります。

あるマンガ家さんが言っていました。(誰かは忘れました、すいません)

ぼくはマンガ家なので、楽しい、嬉しい、悔しい、寂しい、辛いなど自分の感情が動いたとき、ふと立ち止まってなぜかを考えるようにしてます。

そこに人の心を動かす理由があるからです。

人の感情はなんだかんだ似ている。自分が面白いと思った部分は、他の人にも共通する部分がある。だから何で面白かったかを知ることで、より深く人に刺さるんだと。

見どころ3:取材マインドは大切

チャプター1の「かくことがなくてしんどい」に核心がありました。

「書く」ではなくて「伝える」でいい。自分の中から新しいことを書こうとするから、書けなくなっている。自分で見たこと、感じたことを言葉にして伝えよう。そのためにいつでも取材マインドをもっておきましょうと。

いちいちイライラする人や、細かいことを気にする人は、生きづらいかもしれませんが、それをアウトプットすれば立派なネタになります。

オレのことだ〜!そう思いました。イライラする感情をポジティブに変えて発信すれば、多くの人に共感される。

感情には大きなエネルギーがあるから、ちゃんと昇華してネタにしてあげよう。うんオレ頑張る。

その他にも取材を楽しくする方法や、人の話の聞き方、魔法のようなひとことなど、伝えるために必要なことを教えてくれます。

まとめ

文章を勉強したあとに書いたブログなので、読みやすいか心配です。が、とにかく書くこと、伝えることが大事だと学んだ本です。しっかり伝えました。

文章を書くことは誰でも鍛えられる能力です。そしてこれからの世の中で役立つチカラだと作者は書いています。

メール、LINE、ブログ、twitter。確かに文章で表現する場面はたくさんあります。特に私のようなお話が苦手な方にとって、「文章で伝えることができる」は大きな武器です。学ぶことが多くあるので何度も読んで、しっかり自分の能力にしていきます。

初心者から熟練の方まで、文章なんて書かないよって人までオススメできる1冊でした。

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