塚本亮さんの「すぐやる人の読書術」を読んだ書評です。
読書からスキルを得て自身をアップデートする。そのための読書の方法について書いている、読書初心者には必見の一冊でした。
GACKTさんもテレビで言っていました。知識と経験は誰にも邪魔されない財産だと。
その知識(スキル)を読書から学ぶためにどういったことをすればいいのかなと思い、手に取ったのがこの本でした。
・ 読書の学びを生活に活かしたい
・ これから何かを学びたい、自分を変えたいと思っている
目次
すぐやる人の読書術の概要
本の表紙にも書いていますがこの本は「学んだ知識を行動に活かして、劇的に成果を上げる」ための本です。そのための方法や考え方、読書の方法について紹介しています。
第2章:すぐやる人の読書術グランドルール
第3章:本を読んで「動く」
第4章:「シェア」で成長を加速させる
第5章:将来すぐやるために「あつめる」
第6章:1日1冊読む!習慣の付け方
第7章:行動につながる!本の選び方
このような流れで説明がされていましたが、一つ一つが比較があったり、具体例があったりしたのですごく読みやすく、1日で全て読み終えることができました。
個人的には2章と3章が特に学びが多かった項目でしたね。この後紹介します。
また文章を作成するためのロジックパターンも解説していて、文章作成能力アップにもつながる内容もあったことも目からウロコでした。
すぐやる人の読書術を読んだ「学び」
個人的にこの本を読んで学んだことの要点としては下の4つです。
2.読書しながらメモを取っていく
3.最初から最後まで読まなくてもいい
4.読んだあとの行動をして、そして省察する
1つずつ紹介していきます。
なぜその本を手にとったのか?
これを読む前にしっかりと確認しましょう。その本を手にとって購入したということは何か感じるものがあったのだと思います。
この本を読んで〇〇ができるようになりたい。
この本から〇〇を学んでやってみたいことがある。
その本に何を期待しているのか、どういった課題があって解決したいのか、自分自身に問いかけましょう。
私の場合は「読書が続かない」「読書しても何も変わっていない」と思っていたので「読書からスキルを身につける方法を知りたい」がこの本を手にとった理由です。
本を読んでいて新しい発見があった時は読書の手を止めて、行動する。
本を読んでいて「これは新しい発見だな」と思ったら読書の手を止めて、メモしたり、メールを打ったり電話をしたり、行動をしてみよう。
浮かんだアイデアから計画書を作成したりして読書が止まってもOK。
なぜなら本を読み切ることが目的ではなくて、新しい発見、知識のアップデート、成果を出すことが目的だからです。
私も読みながら気になったとこをメモしていき、自身の仕事に活かせそうだなと思ったところはバーッと仕事のアイデアを書き散らかしました。
本は全部読まなくてもOK!なぜなら読書から何かを得たいのであって、全部読み切ることが目的では無いから。
読む順番も前から順に読まなくてもいい。目次を読んで自分が気になることや知りたいところから読んでもいいと。
私も読書が続かない理由の一つが全部読まないと・・・という意識でした。だから最初から読むんですけど興味がないところは頭に入らない、だから眠くなるという状態でした。
全部読まなくてもいい。読書から1個でも新しい発見があれば儲けもん。それだけで本を買ったことに意味があるということです。
恥ずかしながら省察(せいさつ)の意味を知りませんでした。しかも読めませんでした。。。
省察・・・自分自身をかえりみて、その良し悪しを考えること。
この本から一番の学びはここでした。
本を読んで知識をインプットしただけじゃダメだよ。それを元に自身の行動や考え方を変えて成果を出すことが大事だよと。
つまりアウトプットが大事ということでした。
学んだことついて「生活に応用したり」「SNSでシェアしたり」「ブログを書いたり」して行動をしましょう。
その上でいずれも行動した後は必ず振り返りをしましょう。
行動をすることが大事だけど、それでいつも最高の結果が出るわけじゃない。行動した結果、良かったこと、悪かったことを振り返って修正してまた行動をしていく。そうやって人は成長していくんだよ。
自身の大きな学びは上の4点でしたけど他のもまだまだ役立つことがたくさんありました。
- 読書を習慣化する方法
- 今後のために情報を集める方法
- 読書に適してる環境とは
- 素敵な本との出会い方
などなど、読書を通して学ぶことが盛りだくさんでした。
「すぐやる人の読書術」を読んだまとめ
このブログを書き始めたキッカケもこの本です。つまり行動してみました。
この行動がなかなかできなかった私にとっては、この書評が大事な一歩になるんだろうなと感じています。
私は何も持っているものがなく、知識もスキルも無い。だから読書から始めようと思いました。読書で知識やスキルを学んでいこうと。
そしてこの本と出会ってアウトプットの大事さに気付かされました。
何かを変えたい、何かを始めたい人にはもってこいの一冊だと思います。
最後は個人的な感想になってしまいましたが、以上「すぐやる人の読書術」を読んでの書評でした。