マジな話です。会話の中で自慢話ほどムダなものはないでしょう。
「オレは昔、営業成績が良くて全国表彰されたことがあるんだぜ〜」
「自慢じゃ無いんだけど、学生のときバレンタインで100個はチョコもらったことがあるんだ」
こんな自慢話をしている上司、あなたの会社にいませんか?
あなたはそのとき、どんな気持ちになりました?
関係性を壊したくないから、思ってもいないのに
「すごいっすね〜」って返しませんでした?
自慢話は周りを誰も幸せにしないトーク、「ムダofムダ」だと私は思っています。
目次
自慢話は誰も幸せにしない
人は皆、誰かから「すごい人だ」と思われたい生き物です。
だから褒めてほしい一心で自慢話をするんです。
分かる、分かるよ。
でも自慢話をしたところで、その場で「すごい」と言われても全然すごくないんです。
なぜなら人の自慢話を聞いても、人は何とも思わないから。
今まで人が言った自慢話を覚えている人はいますか?
覚えていないでしょ?
覚えていたとしても、笑い話のネタとして覚えていることがほとんどではないでしょうか?
人の自慢話ほど、興味がなく、心に刺さらない話はないんです。
「あいつ恥ずかし気もなく自慢していたぜ」
「偉そうに自慢していたけど、過去の話じゃん。今はどうなんだっての。」
年配の上司の自慢話を聞いたときの周りの反応です。
自慢話をした人間を尊敬することはほとんどありません。
自分で自分のことを凄いって言うのってダサいからね。
だから自慢話をすると人からの評価が下がる。
「あいつダセー」って。
聞いている方も何の感心もなければ、気をつかうだけです。
だから自慢話は誰も幸せにしない、魔法のマイナスの発言なのです。
王貞治さんはあんなにすごい人なのに、全く自慢しない。
だから聖人として人から尊敬されるんだよな。
人を褒める行為は「幸せ」にする
では自慢話をせずに、自分をすごいと思ってもらうためにはどうすればいいんだい?
ズバリ、人を褒めましょう。
人は優しくしてくれた人には優しくしたいものだし、
褒めてくれた人には、褒めるところを探したくなるものです。
だから「すごいね」と言われたいのであれば、逆に相手の良いところを探して褒めるべき。
でも人を褒めるって難しいよ。
だって嫌な部分の方が目についちゃうんだもん。
はい、私も相手の嫌な部分を言う方が得意です。
褒めるって言っても、思ってもないことを言うのは違いますよね。だって思ってないんだから。
では心の思っていることで褒めるにはどうしたら良いのか?
ズバリ
自分と違うところを探す
こういったネクタイ選ぶんだ。オレは使ってないな〜と思えば
「〇〇さん、そのネクタイおしゃれですね。」
って言ってみる。
自分がやらないゴミ捨てを積極的にしていたら、
「積極的にゴミ捨てしてて偉いよね。いつも助かっているんだ。」
と言葉を添えてみる。
自分がやらないことをしている人はすごいなって感覚で人を見ていると、
自然とその人の良いところを知ることができます。
褒められて嬉しくない人はいないから。
じゃんじゃん褒めましょう。それが最終的に自分のところにブーメランのように返ってきますから。
褒める行為は幸せしか生まない、平和の象徴です。
褒めるときは、恥ずかしがらずに言いましょう。
真剣にそこが良いところだと思っているんだって気持ちで。
「話す」よりも「聞く」ことの大事さ
人間関係の本を読んでいると絶対出てくるのが「聞くことの大切さ」です。
話し方を紹介している本でも必要なのが「聞く力」ですからね。
人の話をしっかり聞く。うなずく。感心する。
これができない大人が、まぁ多いこと。自分もそのうちの1人ですよ。
みんな話したいの。しゃべりたいの。聞いてほしいの。
でもね、結局うまくいく人ってのは、自分をグッと抑えられて人の話を聞ける人なんです。
話を聞いてくれたってだけで信頼される人間になるってパターンがあるからね。
しかも話を聞くことに関しては、特殊な能力はいりません。
耳を傾ける姿勢だけです。
無料でできる、人間関係がうまくいく方法。それが「聞くこと」です。
・ 話が聞ける人になれば、それだけで貴重な人材になる(なぜあの人には何でも話してしまうのかより)
それでも自慢したくなった時はどうする?
それでも毎日の頑張っていることを言いたい、自慢したいってときはあるかもしれません。
「毎日筋トレして、すごい筋肉がパンプしてきた。自慢したい。」
こんな風に思った時はどうしたらいいんでしょうか?
答えは
誰でもわかる結果を出してください
自分から言っては意味がありません。人から言わせるためにもっと鍛えましょう。
60キロしか上がらなかったのが70キロになっても、多くの人は興味を持ちません。(ホントはすごいことなんですよ。)
でも60キロが120キロ上がるようなれば、人は興味を持ちます。
そこまで追い込みましょう。
すると
「なんだよお前、最近すごい体がでかくなっていないか?なんかやってんの?」
「うん、半年前から筋トレ始めたんだ」
「え〜!半年も前からやってたのかよ。すごいな、全然そんな素振りなかったじゃないか〜」
これくらい人は反応してくれるでしょう。
筋トレを例題にしましたが、勉強でも、モテ具合でも、大きくガラッと変わればいいんです。
それぐらい大きな変化でないと、自慢話にはならないことを頭に入れておいてください。
過去の自慢話は絶対話さないほうがいい。
過去の自分ではなく、今の自分がどうかで勝負しましょう。
結論:自慢話はしない方がお得
まぁ上の話は極端かもしれませんが、自慢話をしてもなんの得にもなりませんよってことです。
褒められたくて仕方がない中年のおじさん、周りにもいます。
誰も褒めてくれないから、会話に自分の自慢を入れてくる。
分かるよ。褒めてほしいんですよね。
だったら、否応なしに褒めてもらえるくらい結果を出しましょう。
結果を出さずに、過去の栄光をいつまでもすごいだろ?って言うからダサいんです。
歳を取っても結果を出す。そのために黙って努力をする。それが垣間見えるからカッコいいんです。
少々の努力では誰も気づかないです。
だから相当量の努力をして、周りをあっと驚かせてみませんか?
すると自然とあなたを称賛する言葉がたくさん出てくるはずです。
お互いがんばりましょう。
以上、自慢話は誰の得にもならないから絶対にしないほうが良い。って言う私KOHEIの持論です。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。ペコッ。