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令和の時代で若手とコミュニケーション取れていますか?
『若手が何を考えているか分からない』って人は手に取ってください。
『あいつさ、何回言っても直さないんだよ。分かってないんだよな〜。』
『言われたこと以上は絶対に動かないんだぜ。ぜんぜん気が利かないんだから〜』
あなたは同僚との飲み会で、こんな部下の愚痴を言っていませんか?
時代の変化が激しい今、次々と会社に入ってくる若者たちも変化をしています。
私たち(アラフォー)が若かった時代とは全く違います。
ただ仕事は1人ではできません。
イマドキ部下にも、必ず仕事を手伝ってもらう必要があります。
仕事での成果を出すため、自分のために、イマドキ部下をどう扱って行くと良いのか?
その方法をしっかり教えてくれる1冊です。
イマドキ部下とのコミュニケーションに不安を持っている人は、読んで損しない1冊です。
目次
イマドキの部下は「曖昧なもの」をOKとしない
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イマドキの若者は、「曖昧さを許容しない」傾向が強まっています。
ビジネスにおける攻略ノウハウが、YouTubeなどを通してスマホで気軽に入手できようになりました。
(23ページ)
「それは〇〇ハラスメントでは無いですか?」
「そんなこと就業規則に載っていませんが」
こんなこと言ってくるのがイマドキ部下です。(全員が全員ではありません)
仕事のやり方、働き方も会社のルールがあってもその通りにいかない曖昧なこともたくさんあります。
忖度して理解して欲しいんですが、
イマドキ部下は〇か✖️かハッキリしないとスッキリしません。
ちゃんとした理由がないと、動かないなんてこともあります。
なかなか厄介ですよね。
他にもイマドキ部下の特徴として
・ 早期に結果を求める
・ 明るい未来より、失敗しないことを好む
・ プライベートを重視する
・ 他人の評価を気にする
・ 指示以上のことは動かない
景気が良かった経験をしたことがない、
YouTubeでリアルな情報を手に入れられる、
SNSですぐ繋がれる環境が当たり前。
こういった時代背景とともに、考え方や行動にも変化があります。
自分とは育った環境が違うから、すれ違いは否めないんですね。
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若いもんは何考えているか分からん!
と、投げ出さないで。
違いがあることを理解して、対処すれば良い方向に向かいますから。
「イマドキ部下を伸ばす7つの技術」ってこんな本
![](https://koh-heyday.com/wp-content/uploads/2022/09/idea-g05c341468_1280.png)
時代の変化に伴い、部下の持つ能力、経験は多様化してきています。
かつて自分が受けた指導をそのまま部下に行っていては、部下が成長しないのは当然と言えるでしょう。
(14ページ)
耳が痛くなった一文ですね。
若者は毎年入社してきているのに、上司ってあまり変わらない。
だから毎年同じ考え方で指導していたら、付いてこれないのも当たり前。
上司こそアップデートしないといけないって話です。
どこを変える必要があるのか?
指示の出し方、話の聞き方、コミュニケーションの取り方など、
若手社員の成長を促すための、接し方を教えてくれる本です。
だからこんな人は是非読んで、技術を自分のものにして欲しいです。
・ 若手社員との接し方が分からない
・ 若手社員への指示の出し方が分からない
・ 若手社員のやる気を引き出したい
・ 若手社員に良い上司と思われたい
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人間、年を重ねると考え方を変えることができません。
ここは1つ柔軟な大人になって、仕事をスムーズに行うために
若手社員と接する方法を学びましょう。
「自分のために」です。
イマドキ部下との最良なコミュニケーション法
![](https://koh-heyday.com/wp-content/uploads/2022/04/training-g7a9c5529d_1280.png)
ここからはイマドキ部下を伸ばす技術をピックアップして紹介します。
部下を伸ばすために重要なのは、「コミュニケーション」です。
仕事の意味や、お互いの考え方をしっかり理解していればいい方向に向かいます。
でもイマドキ部下は飲み会も嫌いだし、プライベートが優先です。
その中でどうコミュニケーションを取るか。
普段のあなたが部下にどう思われているか、どう見られているのかが大事です。
そして部下から信頼を勝ち取るには、自信のある堂々とした立ち振る舞いをすることを意識しましょう。
忙しくて余裕がなくなってしまうと、挨拶も疎かになりがち。
余裕のなさは部下にも伝わり、信頼関係構築に影響を及ぼします。(143ページ)
仕事に追われて余裕のない姿を見せてしまうと、イマドキ部下は不安になります。
余裕のない上司には、学ぶことがない。しっかりした指示が出てこない。そう思います。
余裕を持った上司に見られるために、「忙しい」は言わないようにしましょう。
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余裕のある姿が見られれば、自然と話しかけられることも増えます。
あなたは余裕のある姿を部下に見せられていますか?
仕事で残業しまくり、家に帰っても仕事をしていた。
そんな上司は信用されません。
なぜなら、イマドキ部下はプライベートを優先するから。
仕事をしっかりしつつ、プライベートも充実している上司が尊敬されます。
休憩の間に自分の好きなことを話してみましょう。
この上司はこれが好きなんだな。と印象付けできればOK。
プライベートが楽しそうに思ってもらうために、楽しかった話などポジティブな部分を見せましょう。
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SNSでの発信を見てもらうのも良い。と本書では書いていました。
が、SNSでさえ繋がりたくない部下もいるので、気をつけてください。
忙しい時に忙しくしている人は、上司として一流とは言えません。
忙しさを見せないよう、常に業務改善しておくこと。
それができてこそ、一流の上司と言えます。(199ページ)
忙しいを禁句にして、部下の問いかけには即反応しましょう。
そして言葉もなるべく「ポジティブ」な言葉を使いましょう。
サッカー日本代表の長友選手がそうですよね。ポジティブモンスター。
あれだけ前向きだと、周りも不思議とプラス思考になり、雰囲気も良くなります。
話しかけられやすい関係は、部下との接触頻度が増えます。
接触頻度が増えれば、より円滑にコミュニケーションが取れるようになります。
話しかけられやすい、余裕のある上司を目指してください。
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話しかけられた時は、作業中でも手を止めましょう。
そして顔だけではなく、体ごと部下の方を向き
しっかりリアクションを取って話を聞きましょう。
「この人は真剣に話を聞いてくれている」と思ってもらいましょう。
円滑なコミュニケーションを取るために<まとめ>
・ 忙しいは言わないようにする
・ プライベートの話を組み込ませてみる
・ 問いかけには「即反応する」
・ ポジティブな言葉を使う
・ 話は体全体で聞くようにする
イマドキ部下には待つことが大事!
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「教えたからできる」と言うのは、上司の都合です。(101ページ)
実際に仕事を教える。そして実戦してもらう。
実践してもらった後に、もう1つステップがあることを覚えてください。
それは「できるようになるまで待つ」です。
仕事を覚えるには、次のステップがあります。
ステップアップ思考
・ 知る→分かる→できる
仕事を理解して実践しても、すぐにできるとは限りません。
よくブラックな会社では、「一度教えたことは完璧に行え。」なんて言う人もいます。
仕事ができるようになるまでには、部下が行動して経験する、咀嚼する時間が必要です。
上司の仕事としては、その時間をしっかり待ちましょう。
部下が成長するには、一定の時間が必要なんです。
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答えをすぐ言うのではなく、考えさえて引き出せるようにしよう。
自分で出した答えの方が、深く理解できるのでしっかり身に付きます。
上司が示さないと、部下は納得しない!
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部下から信頼を得るためには、自分自身もまた『いちプロフェッショナル』として
仕事をしている姿を見せる必要があります。(141ページ)
口だけ上司は信頼されないし、言うことも聞きたくない。
だから結果を出せる上司でいましょう。
むかし結果を出したからこそ、今のポジションにいるはずです。
管理する立場になって、楽をするようでは部下も伸びません。
目標数字が足りない時は、上司自ら動いて数字を取ってみせる。
そういった背中を見せることで、部下もその背中に尊敬を持って、自分もやらなくては。という気になります。
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大事なことなので、2回言います。
口だけの上司になるな。
自らが手本となる行動をして信頼を得るんだ!
『イマドキ部下を伸ばす7つの技術』まとめ
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いつの時代でも聞かれる『最近の若いもんは・・・』
この言葉を自分も言うような年齢になってきました。
でも自分は年を重ねても、今の若手たちの考え方を理解したいと思って手に取った本。
しっかり勉強になりました。
特に「余裕を持った上司になること」
どう伝える、どう接するなどのテクニックの前に、どう見られているかを意識する。
ここが重要だと感じました。
「イマドキ部下を伸ばす7つの技術」では他にも、話の伝え方や、聞き方、人間力の磨き方などについても紹介しています。
気になった方は熟読してみてください。
社会は若手が新しい風を吹かしてくれて、イノベーションが起きていきます。
イマドキ部下を腐らせることなく、イキイキさせるのも私たちおじさん世代の仕事です。
これからも変わり続けていくイマドキ部下を、輝かせていきましょうや!
最後までご覧いただきましてありがとうございました。ペコッ。