どんな人でも人には好かれていたいよね。
自然と人が寄ってくる人が絶対やっている行動を3つ紹介します。
『年の離れた得意先と仲良くなれない・・・』
『後輩からもっと慕われたい・・・』
『恋人、夫婦関係でケンカが多くて嫌になる・・・』
そんなこと思ったことありませんか?これらが解決して、人から好かれるようになれば幸せだなって思いませんか?
今回は「人から好かれるようになるには、どういった行動が必要か」をお伝えします。
ちょっとした心構えで、誰でもできることなので参考にしてください。
目次
人から好かれると、人生が楽しくなる
別に私は人になんか好かれたくない。自分らしく生きている方が幸せでしょ。
自分らしく生きることは大切。
でも「人に好かれると得られることも多い」ことも知っていて欲しいな。
対人関係が良いということは、ケンカや争いもなく、ストレスがない状態とも言えます。
社会に出れば特に年齢が離れた人、考え方が全く違う人ともうまくやっていかないといけません。
その時にすぐ嫌われてしまう人は、大変な思いをしてきていますよね。
でもいつの間にか人が寄ってくるような方は、楽しそうに仕事をしていませんか?
家庭でも、友人関係でも、職場での人間関係も。
家でも会社でもプライベートでも、人との関わりは必ずあります。
対人関係がうまくいく人は、どの場面でもうまくいくことができるんです。
「人に好かれるのは才能だから」
そう思っている人。ハッキリ言います、そんなことないです。
確かに意識していなくても、ナチュラルに人垂らしな人も世の中にはいます。
がしかし、人から好かれるコツはそんなに難しいことではありません。
必要なのは、「誰でもできるちょっとした心掛け」だけです。
人から好かれる存在は作ることができるんです。
そんな人もやっている行動を3つ、紹介します。
人に好かれる行動①:とにかく「話を聞く」
人に好かれる人は、とにかく相手の話を聞きまくっています。
自分3、相手7くらいでしゃべるようにして、ひたすら話を聞いているんです。
聞き上手は話し上手と言われますよね。
相手の話を聞くことが、上手にしゃべっていることと同等、いやそれ以上の効果を発揮するんです。
周りの感じの良い人を思い浮かべてみてください。
その人はただ聞くだけではなく、次の項目を意識しているのがよ〜く分かります。
1つ目は「リアクションが大きい」です。
自分が楽しく話をしている時って、相手が大袈裟にびっくりしてみたり、大きな声で笑ったりしてませんか?
聞き手のリアクションが良いと、話し手も気分が良くなってどんどん話をしたくなるんです。
話がどんどんできるから、この人は話を真剣に聞いてくれているから好き〜ってなるんですね。
それが人に好かれる行動の心理です。
リアクションをする時は、次のことを注意してみてください。
✔️ 相槌や頷きは多めに入れて、しっかり話を聞く。
✔️ 相槌の後に「さしすせそ」が頭文字の言葉を伝える。
例:流石ですね。すごい。素敵。センスが良い。そうだったんですね。
✔️ 相手が言った言葉を繰り返してみる。
例:相手「東京へ行ってきたんだ〜」あなた「へ〜東京ですか?」
リアクションを大きく取るだけで、対人関係が一気に良くなることがあります。
トーク番組のMCの方も、思いっきり大きな声と動きでリアクションしてませんか?(明石家さんまさん、くり〜むしちゅ〜の上田さんなど)
バラエティ番組ほど大きなリアクションでなくても、「目を大きく広げる」「眉を上げ下げする」だけでも相手の印象が変わります。
是非リアクションを意識してみてください。
2つ目は「常に笑顔」です。仏頂面で話を聞いている人と話していても、何も楽しくないですよね。
反対にいつもニコニコで話を聞いてくれる人には、なんでも言いたくなりませんか?
笑顔は人を明るい気持ちにさせます。笑顔は無料でできるコミュニケーションです。
相手が笑わないから、私も笑わない。ではなく、自分から先に笑ってください。笑って話を聞いてください。
相手はもっともっと話したくなり、次第にあなたを信頼するようになっています。
3つ目は「姿勢が良い」です。
ここでの姿勢は「背筋が伸びている」だけではありません。
✔️ 「体ごと相手の方を向いている」
→首だけではなく、おへそが相手の方を向いて話を聞く
✔️ 「目線を常に相手に向けている」
→下向いていたり、よそ見せずに、相手の顔を真剣に見て話を聞く
✔️ 「ながらで話を聞いていない」
→スマホを見ながら、PC画面を見ながら話を聞かない。作業の手は止めましょう。
よく合コンで相手に好意があるかどうかを見極めるには、「ヒザの向きを見る」と聞きます。
これは興味がある相手には自然に体ごと相手を見てしまう、ということです。
些細なことですが、真剣に相手の話を聞いていますよという意思表示が有効です。
自分がされて嬉しい話の聞き方、されて嫌な話の聞き方を見つけて実践していきましょう。
より良い対人関係を築けます。
まだ話している途中なのに、割り込んで話す人がいたとします。
その人とまた話したいと思いますか?
相手が話をしていたら、最後までじっと聞きましょう。相手が話している時に話の邪魔になることはやらないことです。
✔️ 「相手の話の途中で思いついたことを喋り始める」
→相手「昨日東京に行ってきたんだけど・・・」 あなた「東京。オレも先週行ったな〜東京で・・・」
✔️ 「相手の話を急かす」
→相手「昨日東京に行ってきたんだけど・・・」 あなた「はいはいはい、それで?それで?」
✔️ 「相手の話を上回る出来事は言う」
→相手「昨日東京に初めて行ってきたんだけど・・・」 あなた「東京?オレも3回行ったことあるけど」
こんな感じで話の腰を折られた状態では、話をする気も起きません。
相手の話を言いたいところまで、全て聞くようにしましょう。
話を奪う人、割り込む人、急かす人は嫌われますので、ご注意を。
人に好かれる行動②:絶対に「肯定」する
人に好かれる人は、「イイね」を言ってくれる人です。
反対に嫌われる人は、なんでも「否定する人」ですよね。
「それ違うんじゃない?」「それの何が楽しいの?」
一生懸命話していた時に、否定的な言葉を言われると不愉快な気持ちになりますよね。
相手が話していることに関しては、全て「イイね」と返しましょう。
例え自分と意見が違っていても、先行で「イイね」を言える人が、人に好かれる人です。
「イイね」「すごく良い意見だね」「素敵だね」
話の頭はプラスの言葉から始める人、素敵じゃないですか?
話をしていてすごく受け入れられているような気がします。
例え反対の意見や、それは違うなと思っていても、まずは「肯定」してあげることが大事です。
相手「犬が大好きなんだよね〜」
あなた「(猫派だけども)へ〜犬好きなんだ。良いね〜。犬のどこが好きなの?」
相手「嬉しそうにしっぽ振って寄ってくるところがたまんないだよね。」
あなた「しっぽ振ってるところ、かわいいよね〜。」
人は自分の話を受け入れてくれる人が好きです。
否定してわざわざ嫌われにいかないようにしましょう。
「さっきの会議での受け答え、落ち着いていたね。すごく良かったよ。」
こんな風に褒められて、嬉しくないって人はなかなかいないでしょう。
人は誰しも「自分のことを認めてほしい」し「自分のことを分かってほしい」生き物です。
そうであれば、相手の良いところを見つけて褒めてあげることが、どれだけ効果的か分かりますよね。
✔️ ゴミを拾っている姿を見たら
→「誰にも言われずにゴミ拾ってんの偉いね」
✔️ 大きな声で挨拶している人を見かけたら
→「元気な挨拶良いね。こっちも元気もらえるよ」
是非、相手の素敵な一面を見つけてあげて褒めてください。
これ10人中9人はやりません。世の10%に入るチャンスです。
恥ずかしいと思わずに、自分が良かったと思ったことをちゃんと言葉にして伝えましょう。
話を肯定する上で注意してほしいこととして、絶対マウントを取らないでください。
人は自分が話して褒めてもらいたいし、すごいと思って欲しいからです。
相手ファーストで会話を行なって見てください。
マウントを取って偉そうにしていると、嫌なやつだと思われるだけです。
Aさん「私は昔1,000万を動かす仕事していました」
Bさん「へ〜私は3,000万を動かす仕事をしたことありますね〜」
Aさん「・・・・・でも海外10ヵ国で1,000万を動かしたことがあるんですよ」
Cさん「私も世界30ヵ国で毎日大金を動かしていたことがありましてね〜、いや〜懐かしい。」
Aさん「・・・・・」
年配の男性に多いですね。自分の方が優れていることを表す為に張り合う人。
マウントを取って勝った気持ちかもしれませんが、それは負けです。
人に褒めてもらいたくて、自分の優れたところを自分で言ってしまうことは恥ずかしいと思いましょう。
自分のPRばかりする人は嫌われますよ。
会社のおじさんは誰も褒めてくれないから、自分でアピールするんだけど。
情けないな〜って思って見てます。
人に好かれる行動③:相手の「感情」に寄り添う
人は答えが欲しいんじゃない。分かって欲しいだけ。
今どんな感情で話しているのかなって考えてみよう。
よく夫婦の会話で聞くことがある
「あなた、私の話聞いてた?」
「聞いてたよ。◯◯が△△だったんだろ。」
これ普通の会話ですけど、足りないことが1つあります。
それが「感情に寄り添う」です。
この場合「内容」は聞いていたけど、「感情」を察することができなかったんです。
楽しかった、寂しかった、悲しかった、辛かった、怖かった。
そういった感情に気付いて、そうだったのか〜と答えると、人は「話を聞いてもらった」と感じるんです。
話を聞く上で感じて欲しいのは「相手の感情」です。
その感情、例えば「嬉しかった」ことが分かったなら、「嬉しかったんだね。良かったね」と共感してあげましょう。
辛そうな時は一緒に辛そうになって、痛そうな話には痛そうに聞いてください。
同じ感情で接してくれると人はその人を信用してくれます。
その時に一緒に表情も嬉しそうだったり、悲しそうに同調するとより効果的です。
自分が言いたい言葉よりも、相手が喜んでくれる言葉を選んでください。
世の中は相手を喜ばせることで仕事が成り立ちます。
喜んでもらうサービス、喜んでもらえる商品こそ、世の中の消費者が求めているもので、会社が探すべきものです。
対人関係でもまず相手ファーストで物事を考え、ベクトルを相手に向けて喜んでもらえる姿を想像して声に出しましょう。
相手に合わせるのは疲れる?
我慢して話を聞いていると疲れる。そういう方もいます。
最初はもしかしたら「話を聞く、肯定する、感情に寄り添う」を意識して人と接すると、
疲れやすくなるかもしれません。
でも何度か行っていると、明らかに相手の表情が変わります。声のトーンが変わります。
楽しそうに話してくれるので、こちらも楽しくなります。
楽しい気分になった上で、相手からも好かれる。これって最高に贅沢だと思いませんか?
関係が作れると、深い話もできるので色んな情報も聞けるかもしれません。
好意を持ってもらえれば、恋愛に発展するかもしれません。
人に好かれるための技術は、ちょっとした心掛けで、誰でも簡単に手に入れることができます。
会う人会う人全員にやる必要はないよ。好きな人、仲良くなりたい人にだけで良い。
あなたが仲良くなりたい人は誰ですか?
まとめ
対人関係を良くするための行動3つを紹介しました。
おさらいです。
これらを心掛けてみましょう。
あなたの周りに、人が集まって来ます。
人が集まれば楽しくなりますし、いざというときに助けてくれます。
人に好かれて困ることは一切無い。人に対して話を聞くスタンスで接していきましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。