【営業マン必見】「売れないものを売る方法?そんなものがほんとにあるなら教えてください」レビュー

KOHEI
KOHEI

この本は、色んな角度から商品を売る方法を学べる1冊です。

「自社の商品が売れなくなっている!」

「会社のマニュアル販売が通用しなくなっている!」

こんな悩みを持っている人は、めちゃくちゃ多いはず。

世の中には過去に全く売れなかった商品が、1つ変化を加えることで爆発的に売れた商品があります。

その「変化」のバリエーションを学べるのがこの本です。

「売れないものを売る方法?そんなものがほんとにあるなら教えてください」

タイトルが長い。でもページ数は決して多くはない。

そして成功例がぎっしり詰まっている1冊。

これを読めば、自社の製品の売り上げをあげるヒントが得られるかもしれません。

営業の方は特に必見です。お見逃しなく!

⇒「Kindle Unlimited」初回30日無料体験

商品を変えなくても、売る方法がある

新商品が売れなかった場合、あなたはどうしますか?

① 売れるものではなかったと、また新しい商品開発を行う

② 売るために試行錯誤をしてみる

③ 売れるまで売り続ける

個人的には①を選びがちです。

大企業だったら次々と新しい商品作れますけど、中小の会社は頻繁に作れなかったりしますよね。

そんなときに②の試行錯誤の術をもっていると、便利ですよね。

高級ティッシュの鼻セレブ

もともとは「モイスチャーティッシュ」という名で8年間売れていなかったそう。

でも名前を「鼻セレブ」に変え、パッケージデザインを動物にしたところ

売上が3倍に増えたとか

鼻セレブが加えた変化は「商品名」と「パッケージデザイン」

これだけで大ヒット商品になりました。

世の中にある商品も、何かを変えれば大ヒット商品になりうるってことだし。

一歩間違えば、大ヒット商品になれないってことですね。

KOHEI
KOHEI

こういった具体的な大ヒットした商品の事例も書いています。

イメージしやすいよね。

参考になった売り方3選

自分のとこの会社の商品をイメージして、参考になるなと思った売り方の変化を3つ紹介します。

「用途」を変える

真っ先に考えたい売り方。「用途」を変える。つまりは「使い方」を変えることです。

ロウソク

夜の明かりを照らすための道具だったが、電気が一般的になってきたとき。

ロウソクを部屋のムードを変えるための、間接照明として売り出しました。

すると今までロウソクを買わなかった、若い世代の購入が増えたとか。

上の事例は「ローソク=明かり」から「ローソクでムードが作れる」に変換してますね。

今までの使い方以外に使い道がないか、模索してみるのが良いでしょう。

社員だとイメージが凝り固まってしまっている可能性がありますからね。

柔軟な発想を増やすために、一般の人や全く関係のない友人に新しい使い方を聞いてみるのもいいと思います。

「人」を変える

次に参考になった売り方、「人を変える」です。

これはターゲット層を変えることもそうだし、販売対象者を変えることもそうです。

ニベア

ターゲット層を「女性」から「男性」に変更して成功した例。

肌の悩みを気にする女性の方が圧倒的に多いが、あえてシミシワが気になる男性をターゲットにすることで

販売数を増やしました。

「ニベアフォーメン」がそうですね。

販売対象者を変えた事例ですと

しんぶんギフト

自身が見るための新聞ではなく、離れた家族などに新聞を配達してもらうサービスです。

これは離れて住む親や子供に「プレゼント」として新聞を使っています。

「個人向け」から「ギフト用」に変化していますね。

「人を変える」はパターンも多いです。

小学生向けから中学生向けに変えるので違うし、

せっかちな人向けから、おっとりした人向けに変えるとか(テキトーですいません)

なんぼでも変化できますね。

KOHEI
KOHEI

ギフト用になるかどうかってのは、どの商品でも当てはまるんじゃないかな。

「売る方法」を変える

3つ目は「売る方法(売り方)」です。

発想力やアイデアがものを言う感じですね。

具体的な例としては

老舗の和菓子屋「切腹最中」

切腹という縁起が悪い商品名を逆手にとって、「謝罪用の手土産」として新しい売り方が生まれました。

「自分の腹は切れませんが、代わりにこちらのお菓子が腹を切っております」

と謝ることを勧めると、ビジネスマンの中でブームになりました。

常識を覆して考えないと出てこないアイデアですね。

商品販売の基本は「砂漠で水を売る」

色んな方法や変化で商品を売る方法を紹介してる本ですが、

全ての売り方に決まってやっていることがありました。

それは、「欲している人にちゃんと届くように売る」です。

鼻セレブは、「柔らかい、鼻に優しい」を求めている人に届くように、名前とパッケージを変えました。

ロウソクは、「部屋をムーディーにしたい」人に向けた販売に変えたし

ニベアは「男性をターゲット」としてニベアフォーメンを作りました。

誰でもいいから買ってくれたらいい。売れればいい。

これでは誰の心にも刺さらないってことです。

商品販売の基本は「砂漠で水を売る」

欲している人にちゃんと届けば売れる。ということなんです。

つまりは商品を欲する人はどこに多くいて、どんな人が欲していて、どんなことを伝えれば買うのか。

そこを考える必要があるんですね。

\こちらの本でも紹介しています/

【書評】商品のウリを見つけるための本!「即買いされる技術 キャッチコピーはウリが9割」

『売れないものを売る方法?・・・』のまとめ

売り方次第でモノは売れる。が学べた「売れないものを売る方法?・・・」でした。

他にも売り方として

・ 時間を変える

・ 場所を変える

・ 価格を変える

・ 目的を変える

など具体的にヒットした商品を例に紹介してくれています。

この1冊を読めば、モノを売る時に色んな角度から販売方法を作れるようになります。

あとは自分が売るものに当てはめて、応用していくだけですね。

マーケティング用語も出さずに説明しているので、すごくわかりやすい一冊です。

ぜひ営業しているビジネスマンは参考にしてください。

本日も最後までご覧いただきましてありがとうございます。ペコッ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。